TOB 2005 2 26
ライブドアが有名になったとはいえ、
それでも、「どこの馬の骨か、わからない」と言う人が多いのです。
そうならば、東京電力こそ、TOBをやるべきだった。
東京電力ならば、名門企業で、
「どこの馬の骨か、わからない」と言う人はいないでしょう。
東京電力は、現在、首都圏において、急速に、光ファイバー網を拡大しています。
しかし、いくら光ファイバーを設置しても、
その光ファイバーに流すコンテンツ(番組)がなければ、意味がありません。
(光ファイバーは、動画を楽に配信する余裕があります)。
このままでは、「仏作って魂を入れず」ということになります。
そうであるならば、東京電力こそ、ニッポン放送の株を買って、
間接的に、フジテレビを支配すべきだったと思います。
「公益企業が、そんなことをするのは、けしからん」と言う人は、
経済や経営を知らない人です。
電力の自由化によって、もはや電力は、東京電力の専売ではなくなったのです。
安定していた収入源が、いつの間にか、異業種の企業によって浸食されているのです。
いつまでも、経営を、電力に頼っていてはダメです。
東京電力も、「日本たばこ産業」のように変身しなければ、生き残れないでしょう。
鋭い経営感覚があれば、東京電力は、電力産業、通信産業、放送業(下記を参照)になれます。
IP革命 IP revolution 2004 1
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「IP電話」と「IP携帯電話」。
そして、今度は、「IP放送」。
「IP革命」が、花咲くかもしれない。
今日(2004年1月22日)の日本経済新聞によると、
ブロードバンド放送について、こう書いてあります。
「地上の電波塔や衛星から、電波を送る『従来の放送』と違い、
ネット回線を使うので、双方向サービスを導入しやすい。
総務省によると、
光ファイバーとADSLを合計した『ブロードバンド回線利用者』は、
昨年に、1000万回線を突破した。
ブロードバンド通信の普及を受け、
『IP放送』の普及も、徐々に進みそうだ。」
この「ブロードバンド放送」によって、
放送業界は、激変するかもしれない。